研究会「職場の人権」では、1999年の設立以来、毎月(年10回)定例の研究会を開催しています。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。ご希望のテーマやご意見等がございましたら、何なりと事務局までご連絡ください。(会場費は500円、但し会員は無料)
☆今回はコミュニティ・ユニオン関西ネットとの共同開催となります。
コミュニティ・ユニオン運動の現状と課題 (仮題)
と き 1月21日(土) 午後1時30分~4時30分
ところ エルおおさか(大阪府立労働センター)南館72号室
(電話 06-6942-0001)
(地下鉄谷町線、または京阪電車「天満橋」駅下車。西へ徒歩5分)
報告者:文 貞實さん(東洋大学社会学部教授)
現場報告:きょうとユニオン(1年におよぶiWAi職場占拠闘争勝利報告)
今回で、例会が200回を迎えます。結成当時(1999年9月)は、バブル崩壊以降の企業のリストラ・合理化など、職場支配・個人処遇が貫徹されるときでした。その危機感から、また「労働問題が、もはや人権問題に至っている」ことを共有するコミュニティ・ユニオン運動の要請、連携を受けてスタートしました。そのこともあり今回は、コミュニティ・ユニオン運動についてご報告していただきます。
全国のコミュニティ・ユニオン運動について、膨大な労力を費やして調査研究がおこなわれ、その報告書が昨年刊行されました。このプロジェクトの代表を担われた文貞實さんにご報告していただきます。文さんは、「つねに社会に問いかける運動を展開するからこそ、ユニオン運動が「公共空間」の基盤となるプラットホームとしての役割を担う」と評していますが、調査研究に携わっての思いのたけをお話していただきます。また、1年間の職場占拠闘争を闘い、最近全面勝利したきょうとユニオンのiWAi争議についてご報告していただきます。ご参集ください。