研究会「職場の人権」では、1999年の設立以来、毎月(年10回)定例の研究会を開催しています。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。ご希望のテーマやご意見等がございましたら、何なりと事務局までご連絡ください。(会場費は500円、但し会員は無料)
■第201回研究会(17年2月)
アメリカ労働運動の新潮流と“サンダース現象”
と き 2月25日(土) 午後1時30分~4時30分
ところ エルおおさか(大阪府立労働センター)5F研修室1(電話 06-6942-0001)
(地下鉄谷町線、または京阪電車「天満橋」駅下車。西へ徒歩5分)
報告者:伊藤 大一さん(大阪経済大学経済学部教員)
先のアメリカ大統領選挙は、大方の予想を覆しトランプ氏が勝利、世界中に衝撃を与えました。そのことでいま様々な議論が展開されていますが、言えることは、新自由主義とグローバリゼーションの跋扈するなかで、格差と貧困が深く浸透し、それが屈折したかたちでトランプ支持に反映された、そのことはイギリスのEU離脱にも通底しているのではということです。こうした兆候は、民主党代表選での“サンダース現象”にすでに現れており、若者の熱烈な支持者は、ヒラリー氏は所詮ウォール街側の人だと批判しました。
例会では、選挙期間中アメリカで調査・研究をされていた伊藤先生に、アメリカ社会の底流について、労働運動の新たな息吹、みずからを「民主的社会主義者」と名乗るサンダース旋風は何を意味しているのか。新たな希望となり得るのか。“アメリカ労働運動の新潮流とサンダース現象”についてお話していただきます。ご参集ください。