職場の人権・第220回研究会(2019年2月)のお知らせ

ハラスメントはなぜなくらないのか!
   メンタルヘルス問題に対処するために

  と き  2月2日(土) 午後1時30分~4時30分  

  ところ  エルおおさか(大阪府立労働センター)501号室(電話 06-6942-0001)

       
      (地下鉄谷町線、または京阪電車「天満橋」駅下車。西へ徒歩5分)

  報告者:李 マリジャ(まり子)さん(精神保健福祉士/医療法人黒川サルーテメンターレ)

  事例報告:コミュニティ・ユニオンからの事例報告

 日弁連がパワハラ禁止法の制定を求める署名運動を取り組むなか、やっと厚労省が法制化に動き出しています。コミュニティ・ユニオンの労働相談でも、セクハラ・パワハラによるメンタル疾患・相談が最近は主流になっています。セクハラ・パワハラは最大の人権侵害と言われているなかで、なぜハラスメントはなくならないのでしょう。過重労働もハラスメントのひとつですが、ハラスメントで精神的不安定に陥るなど被害を受けた皆さんが、職場復帰はおろか社会復帰にも相当なケアが必要なことは、ユニオンの相談者は実感しているところです。
 例会では、精神医療の立場から長年にわたりカウンセリングを続けてこられた精神保健福祉士の李マリジャさんに様々な相談事例・傾向、とりわけその対処方法などについてお話していただきます。また、コミュニティ・ユニオンから相談事例の報告も予定しています。ご参集ください。

職場の人権・第219回例会(2018年12月)のお知らせ

研究会「職場の人権」では、1999年の設立以来、毎月(年10回)定例の研究会を開催しています。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。ご希望のテーマやご意見等がございましたら、何なりと事務局までご連絡ください。(会場費は500円、但し会員は無料)

■第219回研究会(18年12月) 

    大学教員の労働問題

  と き  12月1日(土) 午後1時30分~4時30分  
  ところ  エルおおさか(大阪府立労働センター)504号室(電話 06-6942-0001)          
       (地下鉄谷町線、または京阪電車「天満橋」駅下車。西へ徒歩5分)

  報告者:橋場 俊展さん (名城大学教授)

 今日、小・中・高の教員の仕事が危機的なまでに過酷になっていることはすでに周知のことですが、大学教員にはまだゆとりや仕事上の裁量権があって、職場内でも社会的にも発言はわりあい自由だと考えられてきました。しかし、それは昔日のこと。大学教員の世界にもふつうの労働者のそれに似たしんどさが迫っています。一つには、有期雇用・低賃金の非常勤教員の大々的な「活用」。今ひとつには、まだあまり知られていないことですが、専任教員の能力・実績をあえて数値で査定するシステムの導入、それによる選別の強化、その結果としても安定雇用の危機にほかなりません。当研究会の企画は、この後者にも注目し、以上二つの問題状況を併せて、それぞれ具体例を見つめながら「大学教員の労働問題」を考察することです。
 労務管理のすぐれた研究者で、かつ教員組合活動にも取り組んでいる名城大学の橋場俊展さんのご報告です。研究者にとっての研究・表現の自由と、それを保障できる大学のあり方に関心を抱く、多くのみなさまの参加をお待ちしています。

職場の人権・第218回例会(2018年10月)のお知らせ

研究会「職場の人権」では、1999年の設立以来、毎月(年10回)定例の研究会を開催しています。皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。ご希望のテーマやご意見等がございましたら、何なりと事務局までご連絡ください。(会場費は500円、但し会員は無料)

■第218回研究会(18年10月) 

 危惧される外国人労働者の「労働と人権」
     --日本の外国人労働者政策を検証する

  と き  10月20日(土) 午後1時30分~4時30分  
  ところ  エルおおさか(大阪府立労働センター)5F研修室1(電話 06-6942-0001)          
  (地下鉄谷町線、または京阪電車「天満橋」駅下車。西へ徒歩5分)

  報告者:早崎 直美さん 
      RINK(【すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク】事務局長)
  コメンテーター:真嶋 潤子さん(大阪大学大学院言語文化研究科教授)

 技能実習生制度のさまざまな矛盾が指摘されているにもかかわらず、労働力不足を根拠に外国人労働者の受け入れ拡大のために、政府はあらたな在留資格の創設を検討していると報道されています。大手企業も含め技能実習生に対する不正な働かせ方が明るみになっているなかで、さらに外国人労働者の労働力に依拠しようとするのであれば、まずは外国人労働者の「労働と人権」が確保されなければなりません。
 例会では、RINK(すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク)の早崎さんに外国人労働者の現況と私たちの課題についてお話していただきます。早崎さんは、「外国人労働者が働きやすい職場、住みやすい社会は、日本人労働者にとっても働きやすく、住みやすい。外国人労働者の現状は、日本人労働者の状況の反映ではないのか?」と指摘しています。また、留学生教育、日本語教師養成に携わる一方、技能実習制度に関わる言語政策に関心を寄せている真嶋先生にコメントをお願いしています。ご参集ください。

職場の人権・第217回例会(2018年9月)のお知らせ

■第217回研究会(18年9月) 

  進化する韓国の労働行政と労働運動

 と き  9月22日(土) 午後1時30分~4時30分  
 ところ  エルおおさか(大阪府立労働センター)5F研修室2(電話 06-6942-0001)          
      (地下鉄谷町線、または京阪電車「天満橋」駅下車。西へ徒歩5分)

  報告者:金 光男さん(在日韓国研究所)

  コメンテーター:安 周永(アン・チュヨン)さん(龍谷大学政策学部准教授)

 横暴を極める安倍政権は、ついに「働き方改革」なるものまで強行採決しました。この法案が積み上げられてきた労働法制、さまざまな規制の緩和に道を開くものであることは、多くの人たちが指摘しているところです。もはや議会内での攻防に留まる限り、その限界は明白と言えるでしょう。
 一方韓国では、民衆のロウソク革命によって朴槿恵政権を退陣に追い込み、文在寅政権を誕生させました。そして日本とは真逆の労働政策が進められようとしています。朴元淳ソウル市長の労働政策、貧困の解消、非正規職の正規化は注目されているところですが、そうした取り組みが文政権にも連動し引き継がれ、いま大きな労働政策の変化、改革が起こっています。そうした政策を突き動かし下支えしている民衆の運動、労働者の闘いは果たしてどうなっているのか。私たちの教訓としてあります。
 韓国の情勢、民衆の運動に精通し、いつも的確な情報と緻密な分析で私たちを鼓舞してきた金光男氏にご報告していただきます。また、『日韓企業主義的雇用政策の分岐-権力資源動員論からみた労働組合の戦略』等著されている、安周永先生にコメントしていただきます。ご参集ください。

職場の人権・第216回例会(2018年8月)のお知らせ

■第216回研究会(18年8月) 

 生きづらさを抱える若者への<就労支援>とは何か

  と き 8月4日(土) 午後1時30分~4時30分  
  ところ エルおおさか(大阪府立労働センター)501号室(電話 06-6942-0001)          
      (地下鉄谷町線、または京阪電車「天満橋」駅下車。西へ徒歩5分)

  報告者:貴戸 理恵さん(関西学院大学教員)
  コメンテーター:山田 潤さん(「学校に行かない子と親の会」世話人代表)

 仕事をめぐる状況が過酷化・不安定化するなか、さまざまな生きづらさを抱え、仕事をしようとしても前に進めなかったり、そもそも「働きたい」と思えない人が目につくようになっています。「職場とつながりにくい人の人権」を念頭に置いて、生きづらさを抱える人への就労支援について考えます。具体的には、報告者が関わる「生きづらさから考える当事者研究会」の事例から、対話によって自己ニーズを生み出していく居場所的な実践に注目します。その際、居場所を重視してきた不登校運動の言説と実践のなかにヒントを見ていくことになります。
 コメンテーターは、定時制高校の教員時代から、学校から職場への若者の移行のありかたに関心を寄せ
てきた山田潤さんにお願いしています。ご参集ください。