日時 2023年3月11日(土) 13:30−16:30
場所 大阪経済大学 北浜キャンパス第2ゼミナール室
詳しいアクセスはこちら
https://www.osaka-ue.ac.jp/education/kitahama/
◇ 大阪メトロ堺筋線 北浜駅(1B出口)、
京阪本線 北浜駅(27・28出口)から直結
◇ 大阪メトロ御堂筋線 淀屋橋駅から地下道で直結
約500m 徒歩7分
報告
禿あや美(跡見学園女子大学・教授)
「雇用形態間にある処遇格差を解消するために」
日本の正社員と非正社員の間の格差は国際的にみても大きい。
日本ではパートタイマーの基幹労働力化によって、パートタイマーの処遇改善をめざしてきたが
それは不可能なことであった。1970年代の製造業、1990年代から2000年代の小売業の
労使交渉によって、パートタイマーの労働条件のなにが改善し、なには改善できなかったのか歴史を振り返りたい。
また職務評価調査から、日本の流通・小売業の職務と賃金はどのような関係にあるのかも紹介する。
最後にジョブ型雇用の問題点を整理し、職務をベースにした処遇と労働運動のあり方を考えたい。
参考図書:禿あや美(2022)『雇用形態間格差の制度分析 ジェンダー視角からの分業と秩序の形成史』ミネルヴァ書房
コメンテーター きょうとユニオン 服部恭子書記長
Zoomを併用したハイブリッド開催(会場またはZOOMで参加可能です)
いずれも参加無料 要事前申込 締め切り 3/8 ZOOMのIDなどは締め切り後にご案内します。