職場の人権・第216回例会(2018年8月)のお知らせ

■第216回研究会(18年8月) 

 生きづらさを抱える若者への<就労支援>とは何か

  と き 8月4日(土) 午後1時30分~4時30分  
  ところ エルおおさか(大阪府立労働センター)501号室(電話 06-6942-0001)          
      (地下鉄谷町線、または京阪電車「天満橋」駅下車。西へ徒歩5分)

  報告者:貴戸 理恵さん(関西学院大学教員)
  コメンテーター:山田 潤さん(「学校に行かない子と親の会」世話人代表)

 仕事をめぐる状況が過酷化・不安定化するなか、さまざまな生きづらさを抱え、仕事をしようとしても前に進めなかったり、そもそも「働きたい」と思えない人が目につくようになっています。「職場とつながりにくい人の人権」を念頭に置いて、生きづらさを抱える人への就労支援について考えます。具体的には、報告者が関わる「生きづらさから考える当事者研究会」の事例から、対話によって自己ニーズを生み出していく居場所的な実践に注目します。その際、居場所を重視してきた不登校運動の言説と実践のなかにヒントを見ていくことになります。
 コメンテーターは、定時制高校の教員時代から、学校から職場への若者の移行のありかたに関心を寄せ
てきた山田潤さんにお願いしています。ご参集ください。